強靭な事業体質構築
日立電線グループ
ゴム事業の集約拠点に
昨12年は「復興元年」をキーワードに全社一丸となって基盤強化に努めた東北ゴム。大西正哉社長に本年の事業方針を聞いた。
―12年を振り返ってのご感想。
大西社長 当社は震災・津波で甚大な被害を受けた。従業員一人ひとりの努力と多くの皆様からご支援をいただき、11年中に元に戻そうと懸命な復旧活動を続け、一昨年(2011年)11月にフル操業体制まで回復させることができた。その意味で、12年は「復興元年」であったと言える。東北ゴムの製品を待っていただいたお客様に感謝の気持ちでいっぱいである。
―日立電線グループにおける工業用ゴム事業の再編が行われますが。