日本免震構造協会は16日、東京・港区の明治記念館で新年賀詞交歓会を開催した。同会の第一種正会員、賛助会員、第二種正会員等が参加。
西川孝夫会長は年頭のあいさつで「昨年には免震建物の効果の実証を発表した。最近では一般の方々にも免震構造の認知度が増しており、また免震構造も増えてきいる。また耐震補強の一環として免震レトロフィットも増えている。最近の傾向は柱頭免震や中間層免震等が増加しており、様々な目的に積極的に免震構造を利用しようとしている。これまでの免震構造の常識を打ち破るような新しい形式の免震構造も出現している。当協会は常に新しい問題に真摯に取り組んでいきたい。本年度は当協会は創立20周年を迎えるので、それを記念して20周年記念事業を考えており、3月頃には、皆様に内容を発表できるかもしれない」と述べた。
引き続き、国土交通省住宅局建築指導課の石崎和志建築物防災対策室室長が来賓挨拶を行い、懇親パーティへと移った。