経済産業省がまとめた11月のゴム製品生産・出荷金額によると、生産量(新ゴム消費量)は11万3951㌧、前年同月比9・6%減となった。また、出荷金額は1943億9900万円で同7・1%減。1―11月累計は新ゴム量が128万1560㌧で前年同期比3・3%減、出荷金額が2兆1051億4500万円で同1・6%増となっている。
品目別で見ると、11月の生産および出荷金額では自動車用タイヤ、ゴムホース、工業用ゴム製品はすべて減少、ゴムベルトは生産のみ増加、出荷金額は減少となっている。自動車用タイヤは生産量が1282万3000本で前年同月比8・7%減、出荷金額が1118億700万円で同5・7%減。ゴムベルトは生産量が同7・2%増の2603㌧、金額は同11・0%減の62億8400万円。ゴムホースは生産量2858㌧で同11・5%減、金額は109億3300万円で同10・2%減。工業用ゴム製品は生産量1万4463㌧で同6・5%減、金額は542億400万円で同10・4%減という結果となった。