明治ゴム化成 明治フレックスを吸収合併

2013年02月04日

ゴムタイムス社

 明治ゴム化成は1月28日、グループ企業の中で産業用ホースの製造および販売を担う100%子会社の明治フレックスを2013年4月1日付で吸収合併すると発表した。

 今回の合併の目的は、国内事業再編の促進によりグループ全体の安定的収益基盤の確立を目指すことであり、合併のシナジー効果として経営の効率化、競争力の強化およびグローバル事業展開を含めた人的資源の有効活用を図り、また明治ゴム化成単体の収益力強化を図る。
 明治フレックスは40年の歴史を有し、設備用や荷役用として「コンポジット」ホースが高い評価を得ている。同ホースは樹脂フィルム、チューブ、布等を多層に重ね、その内外にワイヤーを螺旋状に巻いて補強した構造のホースで、同社が国内唯一のメーカー。
 今後は明治ゴム化成の一事業部に位置付け、生産拠点(神奈川県足柄上郡山北町)は、山北工場として引き続き活用し、より一層のサービス向上と改良・開発のスピードアップを図っていく。

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