東部ゴム商組 第62回「商工・関連団体新年会」を開催

2013年02月04日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組の2013年第62回「商工・関連団体新年会」は1月29日、都内の東京會舘(ロイヤルルーム)で開かれた。
 会員並びに賛助会員、関連団体の代表ら237名が出席、主催者を代表して西山博務理事長が登壇、年頭のあいさつの述べた。西山理事長は「今年は巳年であり、巳年はいろいろな出来事があるが、1929年は株価が下落した暗黒の木曜日、1941年は真珠湾攻撃、1965年はベトナム戦争、1989年は昭和から平成へまた天安門事件、2001年はアメリカで同時多発テロ等あり、今年はぜひとも良い年にしていきたい。そして昨年の暮れには安倍政権に変わり、経済界にとってはある程度居心地のいいところまできたのではないか。この新年会は商工の皆様が集う機会でもあり、皆様方のご意見をいただき、今後の活動に役立てていきたい」などと述べた。
 引き続き、本年の組合綱領「変革期の今こそ『一致団結』し困難な時代に立ち向かう」が発表された。発案は㈱ニシヤマの小野寺理恵氏。
 来賓あいさつは日本ゴム工業会の荒川詔四会長が行い「昨年は世界経済の減速、日中関係の悪化、超円高の継続等といった逆風のなか、ゴム生産も3年ぶりに前年実績を下回る結果となり、厳しい一年であったと思う。2013年の新ゴム消費量の予想では、若干の景気回復を見込み、前年見込み比1・0%の微増となる見込んでいる。ゴム製品は世界のあらゆる分野で使用され、世の中に必要不可欠な製品。性能や使い方は我々が発見、開拓できていない領域がまだまだ存在し、その可能性は未知数である。厳しい時こそ、我々地道に市場を開拓し、商工一体となって、お客様が求める価値をしっかりと共有して商品、サービスを市場に導入していくことが重要である。」と述べた。このあと上田恒生相談役が乾杯の発声を行い、懇親会に移った。

 

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