住友ゴム工業は30日、2012年11月から発売のNISSAN GT―Rの2013年モデルに、ダンロップの高性能ランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX GT600 DSST CTT」の納入を開始したと発表した。
「SP SPORT MAXX GT600 DSST CTT」は、マルチパフォーマンス・スーパーカーであるNISSAN GT―Rの性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発され、最先端のランフラットタイヤ技術を投入、高いスポーツ性能のみならず、一般走行での乗り心地やノイズ性能も高次元で両立させており、2011年のNISSAN GT―R発売以降、全ての年次モデルに装着されている。2013年モデルのニュルブルクリンク公式タイム7分18秒60は、同製品を装着して計測されたもの。
今回の装着タイヤサイズはフロントが255/40ZRF20(97Y)、リアが285/35ZRF20(100Y)。
ランフラットタイヤとは、走行中、完全なパンク状態(空気圧ゼロ)になっても、所定の速度で一定の距離を走行できるタイヤ。安全性の向上と、スペアタイヤ不要化による省資源・軽量化・車両設計の自由度向上を同時に実現できる。また、同社独自技術により、サイド補強型をさらに進化させたCTTプロファイルを採用。CTT(Combined Technology Tire)はダンロップの独自技術であり、インボリュート曲線を使用した新しいタイヤ形状はサイド補強層でランフラット性能を、丸いトレッド部で乗り心地などの一般性能を高めるとともに軽量化も実現する。
2013年01月30日