ダウ・ケミカル日本は1月30日、エポキシ樹脂製品の値上げを行うと発表した。
値上げは2月8日出荷分より実施。値上げ幅はビスフェノールA型液状エポキシ樹脂、ビスフェノールA型固形および溶剤カット樹脂、臭素化エポキシ樹脂、その他エポキシ樹脂がそれぞれ1kgにつき40円。
プロピレン、ベンゼンなど原料価格の上昇により、エポキシ樹脂原料であるエピクロルヒドリン(ECH)、ビスフェノールA、その他の原料コストが上昇し、エポキシ樹脂製品の採算が悪化している。一方、海外市況が上昇しており、同社はエポキシ樹脂の安定供給および採算性の改善を図るため、今回の値上げ実施を決定したとしている。
2013年01月31日