2013年新ゴム消費予想量(日本ゴム工業会統計資料)

2013年02月01日

ゴムタイムス社

  日本ゴム工業会は第301回理事会において、2013年の新ゴム消費予想量を発表した。この予想は、主要製品(業種)別に検討された新ゴム消費予想量を基に、日本ゴム工業会が総合策定した。

  2012年のゴム工業での新ゴム消費量は、年初は震災からの復興需要、国内自動車生産の復旧によりプラス成長が見込まれていたが、欧州債務危機による世界経済への影響、国内では円高、エコカー補助金の終了もあり国内自動車生産が9月からマイナスとなったこと、尖閣諸島問題による日中関係の悪化などの影響を受けた。
 この結果、自動車タイヤの国内生産が5月以降マイナスとなったほか、自動車向けを中心に工業用品が8月以降マイナスとなり、全体では143万8700㌧、前年比2・5%減と3年ぶりに減少見込みとなっている。なお、過去最高だった2007年対比では85・7%の水準。
 2013年の新ゴム消費予想量については、12年見込み対比101・0%と1%の伸びを見込み145万3100㌧と策定された。

 主要製品別の新ゴム消費予想の内訳は次の通り。

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