ブリヂストンは8日、同社那須工場が平成24年度「コージェネ大賞」産業用部門において「優秀賞」を受賞したと発表した。
同対象は一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが主催するもの。同社はエネルギーアドバンスと共同で応募していた。2月7日に開催された「コージェネレーション・エネルギー高度利用シンポジウム2012」で同大賞の表彰式が行われ、同社を含め12団体が表彰された。
「コージェネ大賞」は、熱と電力を有効的に活用する自家発電システムであるコージェネレーションシステム(CGS)の有効性の社会への認知を図り、普及促進につなげることを目的に、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが2012年に創設した。新規・先導性、新規技術、省エネルギー性等において優れたCGSを設置、またはCGSの技術開発に携わる個人、グループ、法人(会社、団体)等を表彰するもので、今回が第1回目の表彰となる。
今後も那須工場では、住宅地域に隣接する工場として、環境汚染を未然に防止するとともに、那須塩原の豊かな自然を後世に引き継いでいけるよう、CO2排出量削減活動や環境改善活動、緑化推進活動などを推進していくとしている。
〈那須工場概要〉
▽所在地=栃木県那須塩原市東大和町3―1
▽工場長=福田征之氏
▽操業開始年月=1962年3月
▽従業員数=779人(2012年12月末現在)
▽敷地面積=約1万91000㎡
▽生産品目=乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)、モーターサイクル用ラジアルタイヤ(MCR)、小型トラック用、産業車両用、農業機械用タイヤ
▽生産本数=PSR日産約1万5300本、MCR日産約6600本(2012年12月末現在)
2013年02月08日