朝日ラバーの２０１３年３月期第３四半期連結決算は、売上高35億９６００万円、前年同期比２・７％減、営業利益１億１４００万円、同31・３％減、経常利益１億１３００万円、同19・８％減の減収減益となった。四半期純利益は７８００万円で同69・３％増となった。
工業用ゴム事業では、スポーツ用ゴム製品の売上は、引続き低調に推移したものの、主にＡＳＡ ＣＯＬＯＲ ＬＥＤをはじめとした自動車関連製品の受注が、米国市場向けを中心に堅調に推移した。この結果、工業用ゴム事業の売上高は28億３２００万円、同１・３％増となった。営業利益は２億２０００万円、同29・９％増となった。
医療・衛生用ゴム事業では、新規開発製品の受注は堅調に推移したものの、顧客の在庫調整による影響で一部の医療用ゴム製品の受注減が続いている。この結果、医療・衛生用ゴム事業の売上高は７億６４００万円、同15・１％減となった。営業利益は７３００万円、同55・０％減となった。
通期の連結業績予想は、売上高は47億７０００万円、前期比４・８％減、営業利益は１億４７００万円、同39・６％減、経常利益は１億２０００万円、同43・３％減、当期純利益は８０００万円、同９・８％増の見込み。経常利益、当期純利益については前回の予想から上方修正を行っている。
