12年12月のプラスチック製品生産実績　１―12月累計では１％減少

　日本プラスチック工業連盟がまとめた12月のプラスチック製品生産実績は前年同月比０・６％増の47万７８６８トンとなった。
　主な製品別では、フィルム分野の軟質製品の農業用が同10・９％減、平板が同15・４％減、波板が同21・７％減、合成皮革が同９・９％減、機械器具・部品の輸送機械用が同９・７％減、その他が同９・０％減、強化製品が同７・７％減となった。一方、軟質製品のその他が同30・１％増、パイプが同12・３％増、その他のホースが同８・９％増と増加傾向。
　なお、２０１２年度１月―12月のプラスチック製品生産実績は前年同期比１・２％減の５８５万７４８㌧となった。
　主な製品別では、フィルム・シートが同３・８％減、板が６・６％減、容器が４・９％減、発泡製品が２・６％減となった。また、機械器具・部品の輸送機械用が18・７％増、建材の雨どいおよび同付属品が同16・４％増、その他のディスクレコードが同12・７％増と増加傾向となっている。