東海ゴム工業は、社会貢献活動の一環として長野県池田町と共同で取り組んでいる「森林(もり)の里親促進事業」について、長野県北安曇地方事務所より「大北地域森林づくり大賞」に選ばれたと発表した。
同事業は、同社従業員有志と池田町の山間部・大北地域の住民が協力して、植樹や間伐などの作業に参画したり、野菜栽培など農業体験に取り組んだりすることで、自然保護や地域活性化につなげる社会貢献活動。2008年度に5年間の里親契約をスタートし、双方の合意により、2013年度からも5年間の延長契約を結んでいる。
今回の表彰では、同社従業員による献身的な森林保護活動が定着していることに加えて、地元住民との交流を大切にする姿勢が高く評価された。同町での取り組みは、同県より2011年度で157.3トンのCO2吸収量の認定を受けており、環境保護活動として成果を生み出している。同社は、社会から必要とされる企業であり続けるため、地域貢献活動に積極的に取り組んでいくとしている。