ニッタ㈱(大阪市浪速区、國枝信孝社長)と同社の合弁会社であるゲイツ・ユニッタ・アジア㈱は、このほど液晶等の搬送用途に使われるベルトで、新製法によ り長寿命化、耐屈曲疲労性の向上したジョイント部のない新タイプのベルト『ユニッタメクトロールフレックスタイプ』を発売した。 このベルトは、独自の製造方法でジョイント部を無くすことにより、強度が均一化され、また、張力の保持特性にも優れており、長寿命化を実現できた。また、ベルト歯底部に溝ができない製法を開発し、屈曲疲労性の向上を実現した。 フレックスタイプのベルトは、新エネルギー産業界等からのニーズが強く、ゲイツ・ユニッタ・アジア㈱の永年の研究開発の成果によりこのほど発売となった。
この長寿命、耐屈曲疲労性の向上という特徴を前面に押し出し、売上高は3年後に6億円程度を目指す。 製品サイズは、周長 1050~10000mm、歯数105~1000歯、幅15~100mm。
2011年06月27日