豊田合成 ブラジルに初の生産拠点設立へ

2013年02月26日

ゴムタイムス社

 豊田合成は22日、ブラジル連邦共和国サンパウロ州イタペチニンガ市に自動車用ゴム・樹脂部品を製造・販売する新会社を設立すると発表した。
 新会社は、自動車生産が拡大し需要が見込まれる南米地域において、オートモーティブシーリング製品(ガラスラン、ドアウェザストリップ等)、セーフティシステム製品(サイドエアバッグ、助手席エアバッグ等)および内外装部品(インストルメントパネル周辺部品等)を供給することをねらいに設立するもの。同社にとって、同地域およびブラジルにおける初の生産拠点となる。
 同社グループは「真のグローバルサプライヤー」を目指し、今後も世界規模で最適な生産・納入体制を構築していくとしている。
 〈新会社の概要(予定)〉
▽会社名=GDBR Industria e Comercio de Componentes Quimicos e de Borracha Ltda.(略称:GDBR)
▽設立時期=2013年3月
▽生産開始時期=2014年11月
▽資本金=9000万レアル(約40億円)
▽株主構成=豊田合成94・8%、その他5・2%
▽面積=土地 約22万㎡、建屋 約1万㎡
▽代表者=平子誠社長(現:豊田合成)
▽事業規模=売上高 2017年 約6000万レアル(約27億円) 、従業員数 2017年 約140名

完成予想図

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