日本ポリプロは25日、ポリプロピレン全製品を3月21日納入分よりキロ当たり15円以上値上げすると発表した。
同社はポリプロピレンの2月以降の納入分について、ナフサ価格キロ当たり6万2000円超に相応した15円以上の価格改定を実施したが、その後も円安の進行及び原油価格の上昇に伴い、ナフサ価格は一段を上昇を続けており、3月後半から第2四半期にかけて、キロ当たり6万8000円を超える水準となることが見込まれる。また、これに伴う用役、副原料等諸経費の更なる上昇も見込まれ、こうした状況は当面続くものと思われることから、再度の価格改定を頼まざるを得ないとの判断に至ったとしている。