墨東ゴム工業会(杉本浩志会長)は2月21日、東京・墨田区東向島・墨田区生涯学習センターB棟3階視聴覚室で三木会を開催した。
今回は鬼怒川ゴム工業出身で材料技術の開発を手掛けている㈲マッテクスの三室清忠氏を迎え、「自動車用ゴム材料について」というテーマで自動車に使用されるゴムの特徴や技術的な内容等のゴム材料技術の講演を行った。当日は45名が参加。霜田知久副会長の司会進行のもと開始した。
三室氏はゴムの歴史をはじめ、ゴムの種類と特徴、ゴムの劣化、車体部品の製造工程、車体部品の試験等をスライドを用いてわかりやすく解説を行った。
講演終了後、活発な質疑応答が行われ、閉会の挨拶に杉本会長が「今回は自動車用ゴム材料のテーマで理解しやすい講演だった。ゴム業界の発展のために我々は様々な技術開発をしていかなくてはいけないと改めて感じた」と述べ、締めくくった。