最新のエネルギー技術を集めた「スマートエネルギーWeek2013」が2月27~3月1日にわたり、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された。スマートグリッド、太陽光発電システム、風力発電、蓄電池、燃料電池などエネルギーに関する最新技術・製品を一堂に展示するもの。同期間、8つの展示会が同時開催された。ゴム関連企業は次の通り。
第4回国際二次電池展
JSR
JSR水系負極バインダー設計コンセプト、JSR水系正極バインダー設計コンセプト等の紹介を日本語版、英語版のパネル等で展示。今回のブースでは、打ち合わせスペースを多く設け、訪問者とのコミュニケーションを重視した作りでアピールをした。
宇部興産
同社は同社グループのファインケミカルBU、機能電池材料BU、㈱UBE科学分析センターで出展した。AMC®(多層CNT)をはじめ、LIB電解液用溶媒(DMC、MEC、DEC)LIB用「機能性電解液」等をパネル等で紹介。今回のブースは海外の訪問者等打ち合わせのスペースを多く取り、同社製品をアピールした。
アントン・パールジャパン
コンパクト密度計のMonowave300をメインに出品。同製品はマイクロ波合成用の高性能リアクターで、特にラボでの研究・開発に役立つ小規模なマイクロ波合成用に設計されている。
またナノ構造分析のための新型測定装であるSAXSessmc2や粘弾性測定装置MCRシリーズも出品。各製品の特長、アプリケーション、測定目的等のパネルを展示することで各製品を訴求した。 第6回国際太陽電池展
クレハ
同社は同展示会の部品・材料ゾーンで出展した。クレカFRおよびクレカRGSを中心に出品。
同製品は変換効率の高い太陽電池製造に欠かせないシリコン結晶に使用される炭素繊維断熱材。単結晶用CZ炉や多結晶凝固炉で長く採用されている。長寿命、短納期、そして高純度な製品で結晶製造メーカーのニーズに応える製品である。
同社は第4回国際二次電池展も同時出展した。