東海ゴム工業は6日、同社グループで初めてとなる従業員向け研修施設 「東海ゴム研修センター 鵜沼三学館」が岐阜県各務原市に完成し、竣工式を執り行ったと発表した。 同社グループは、中期経営計画「2015 年TRI GROUP VISION」で掲げている、「グローバル・エクセレント・マニュファクチュアリング・カンパニー」の実現に向けて、将来の経営戦略を担う多様な人材の開発・育成を進めている。その拠点として、企業風土の理解や事業推進に必要な素養の修得を進める場とする研修センターを設立することにした。 式典で、西村社長は「経済のグローバル化が進展し、企業も対応を迫られるなかで、東海ゴムもこうした研修施設を持ちたいと考えていた。ここでモノづくりの真髄を学んだ多くの人材が、世界中へ巣立っていくことを期待する」と述べた。「鵜沼三学館」は今後、従業員研修や各種会議をはじめ、さまざまな活用法を検討しており、同社グループは、研修センター設立を契機として、グローバル人材の輩出やダイバーシティーの導入を推進していく。
2013年03月06日