東洋ゴムのマレーシアにおけるタイヤ事業子会社であるToyo Tyre Malaysia Sdn Bhd(以下TTM)は、マレーシア国内マーケットに対するTOYO TIRESブランドの認知向上と販売拡大を戦略とする「トーヨー・プレミアム・オートセンター」の第1号店をマレーシア・マラッカ州にオープンした。
Toyo Premium Auto Centre 1号店は、マレーシアで最新のカーメンテナンス設備を備える「Hock Tyre Services & Batteries Co Ltd」が運営を行う。
約7000平方フィートの敷地に12台分のサービスピットを設置し、空調を完備したスタイリッシュなショールームを併設した。
同オートセンターでは、市場からニーズの高い同社製UHP(ウルトラ・ハイ・パフォーマンス)タイヤをはじめ、同社が得意とするSUV/4x4向け大口径タイヤまでを取り扱い、幅広い顧客のニーズに対応すべく、豊富な知識を持ち、訓練されたスタッフを配し、自動車周りの幅広いアフターサービスをワンストップで提供していく。
同社は東南アジア諸国におけるタイヤ拡販戦略の一環として、流通経路を拡張するためのリテールマーケティング戦略を掲げており、大型で最上のサービスを提供する店舗をToyo Premium Auto Centre、顧客満足度の高いサービスを提供するコンパクトな店舗をToyo Auto Centreとし、これら2種類をTOYO TIRESブランドの価値をマーケットに発信する「旗艦店」と位置づけ、まずはマレーシアにおいて、同社と価値を共有できるパートナーとともに店舗数の拡充を図る方針。
TTMは、今春の操業開始を予定している製造部門と販売・マーケティング部門を併せ持つ、同社のマレーシアにおけるタイヤ事業統括会社。現在建設中のタイヤ新工場には当社独自の新工法(A.T.O.M.)の要素技術を移植し、高性能タイヤを供給していく。
2013年03月11日