横浜ゴムのストリートスポーツタイヤの新製品「ADVAN NEOVA AD08R(アドバン・ネオバ・エイディー・ゼロハチ・アール)」が全日本ジムカーナ選手権開幕戦(3月9日、10日開催/鈴鹿サーキット南コース)のPN1、PN3、PN4の3クラスでデビューウィンを飾った。
同製品はレース前日の3月8日から発売を開始した新製品で、初の実戦から優れた運動性能を証明した。
ジムカーナは舗装コースを1台ずつ走行してタイムを競う競技で、PNクラスは改造範囲が制限された車両が参加し、タイヤはストリートラジアルタイヤを装着する。PN1クラスでは鵜飼洋一選手のスズキスイフトが優勝、ダンディ赤城選手が5位入賞を果たした。PN3クラスでは森嶋昭時選手のトヨタ86が優勝、3位に稲木亨選手、4位に小川国大選手が入賞した。PN4クラスでは1位から4位までを同タイヤ装着車が独占。岡野博史選手の三菱ランサーエボリューションXが優勝し、2位に新井範正選手、3位に遠藤康浩選手、4位に角岡隆志選手が続いた。
「ADVAN NEOVA AD08R」はドライ、ウェット性能と耐摩耗性能に定評のあった従来品「ADVAN NEOVA AD08」のトレッドパターンを継承しながら、初期グリップ力とコントロール性の向上を目標に開発された新コンパウンド「MSコンパウンド2R」を採用し、構造のファインチューニングを行った。これにより、サーキット走行においては1周目から従来品を上回るラップタイムをマークし、さらに周回を重ねてからも優れたグリップ持続性を実現している。
2013年03月14日