バンドー化学は14日、同社のグループ会社であるバンドー興産がメガソーラー発電所(BANDO eco moving足利太陽光発電所)を建設すると発表した。
バンドー化学の足利事業所内に発電能力約1750kWのメガソーラー発電所を建設し、10月に発電を開始する予定。足利市としては最大規模。発電した電力は再生可能エネルギー固定買い取り制度により、全量を東京電力株式会社に売電する。
同社グループは従来より、国内3事業所(和歌山事業所、加古川
事業所、南海事業所)への太陽光発電システムの導入やエコ基準を満たした環境配慮製品へのeco moving(エコムービング)の表示など、環境にやさしい事業活動を推進している。メガソーラー発電所の建設を通じて、足利事業所の遊休地の活用をはかるとともに、再生可能エネルギーの普及に貢献していく方針。
〈メガソーラー発電所の概要〉
▽発電所名=BANDO eco moving足利太陽光発電所
▽設置場所=足利工場(栃木県足利市)
▽設置面積=約2万5000㎡
▽発電能力=約1750kW
▽年間発電量(予測)=約1848MWh(一般家庭約500世帯分)
▽CO2削減量=約850t-CO2
▽稼働予定=2013年5月着工、10月稼働予定