平泉洋行グループである伝動ベルト、各種ゴム・プラスチック製品販売会社の浩洋産業㈱は2月28日開催の定時株主総会ならびに取締役会で香月清宏常務取締役が代表取締役社長に、戸張傳二郎社長は代表取締役会長に就任するとともに、引き続き平泉洋行の社長を務める。
新社長の香月氏は1976年浩洋産業に入社以来、一貫して営業畑を経験してきた、同社初の生え抜き社長。2012年4月25日に設立したグループの海外拠点である平泉貿易(上海)有限公司の董事長も引き続き兼務する。
今回の就任にあたり、香月新社長は「平泉グループの企業の経営理念である三良主義にある「己に良く(企業の永久的・安定的発展を計る)、相手に良く(関係集団の向上発展を計る)、社会に良く(企業の社会的存在価値の向上を計る)」を基に、しっかりと取り組んでいきたい。また従業員に対して、出来る限り働きやすい環境作りを整えていきたい」と抱負を語り、今後の課題としては「業務用OA機器、建設機械、住宅関連等のマーケットの更なる掘り起しを行い、各営業所には3年先を見越して徹底的に営業を強化しながら新規開拓に取り組んでいく。また新たなマーケットの構築として、具体的には開発志向の強いメーカー様と一緒に取り組んでいくことで推し進めていきたい。さらに、企業のグローバル展開が加速していく中で、人材育成は今後さらに重要になってくるため、海外のやり取り、情報収集等、積極的にお客様と柔軟に対応できるような教育を行っていきたい」と述べた。
香月清宏氏の略歴
1952年(昭和27年)5月6日生まれ。東京都出身の60歳。76年3月日本大学経済学部卒業、同年12月造洋産業に入社、91年小山営業所所長、2004年3月取締役営業部長、10年3月取締役営業本部長、11年3月常務取締役
2013年03月18日