日本最大規模のモーターサイクルイベント「第40回東京モーターサイクルショー」が3月22日から24日の期間、東京ビックサイトで開催された。
同展示会はモーターサイクル産業の振興と健全なモーターサイクル文化の育成・普及を通じ、豊かな社会生活の実現と経済発展に寄与することを目的として1971年に第1回を開催。2013年の来場者は約11万人、141社が出展した。ゴム関連企業は次の通り。
ブリヂストン
新商品「BATTLAX SPORT TOURING T30」を中心にオンロード用からオフロード用まで同社の技術を駆使した幅広い商品を展示。
公式タイヤサプライヤーとしてサポートする「FIMロードレース世界選手権シリーズMotoGPクラス」(MotoGP)の車両、タイヤ展示や2011年MotoGPチャンピオン決定時に、ケーシー・ストーナー選手が使用したマシンに装着されていた実際のタイヤも展示した。またステージでは総合司会に宮城光氏を迎え、プロライダーやジャーナリストをゲストに招き、トークショーも行った。
住友ゴム工業
「もっとアグレッシブに」をコンセプトに、レースレプリカ・ラジアルタイヤの新商品「SPORTMAX αー13」をメインに出品。オンロードからオフロードまで、ダンロップのモーターサイクルタイヤのラインアップを展示。同ブースでは見て、触れて、楽しめる工夫を施した。全日本モトクロスチャンピオンの成田亮選手や全日本ロードレースに参加中の加賀山就臣選手など多彩なゲストを招いてのトークショーやクイズ大会も開催した。
日本ミシュランタイヤ
各タイヤセグメント別に「トレール」、「スクーター」、「ロードスポーツ」、「クルーザー」の各タイヤセグメント別にラインナップを配置することで、マシン特性やライダーのし好に合ったタイヤ製品を見つけられるブースとしている。
またブースでは「私のエコライディング宣言」として、エコライディング宣言に署名するとオリジナルステッカーをプレゼントした。
広島化成
「elf(エルフ)」をメインに出品。
エルフは品質と先進技術にこだわりを持つブランドとして、フランス本国を中心にモータリゼーションの本場、欧州でトップクラスのシェアを獲得しているほか、世界150ヵ国以上の国々で多くのユーザーから支持されている高性能のオイルブランド。同ブースは黒を基調とした展示会と試着室を融合させたブース作りを展開。またelfの1996年から同商品の歴史の変遷がわかる展示や商品の性能がわかるパネル展示も行った。