日本ベルト工業会がまとめた2月のゴムベルト生産実績によると、生産量は2500トンで前年同月比5%減となり、2ヵ月連続の減少となった。内需は依然として経済環境が好転せず1571トンで同6%減。一方、輸出は資源国向けを主体に少なくとも第二四半期までは伸長すると見込んでいるものの、929トンで同3%減となった。
品種別では、コンベヤベルトは内需が1月の減少から同1%増に転じ、輸出は前年同月並みとなり、合計で1613トン、前年同月比1%増加。
伝動ベルトは887トンで同14%減、内需は同13%減、輸出は同18%減となり、歯付ベルトは164トンで同14%減、Vファンベルトが663トンで同13%減、その他ベルトが60トンで同23%減となった。
1―2月累計生産量は4699トンで前年同期比で同4%減少。
2月の樹脂ベルト生産量は7万3155㎡で前年同月比5%減となった。
品種別ではポリウレタンが4万9047㎡で同3%減、PVCは1万4636㎡で10%減、その他は9472㎡で同3%と減少した。