住友ゴム工業(株)は4月2日、2013年度のモータースポーツ活動計画を決定したと発表した。今年も国内外において幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行い、モータースポーツの発展に貢献するとしている。
四輪モータースポーツ活動としては、ダンロップブランドでは、国内においては最も人気の高いレースのひとつである「SUPER GT」を中心に活動し、「GT500」クラスの「EPSON NAKAJIMA RACING」(1台)と、「GT300」クラスの「GAINER」(2台)の2チーム3台にタイヤを供給する。その他、「全日本ジムカーナ選手権」、「全日本ダートトライアル選手権」、「全日本ラリー選手権」、「全日本カート選手権」の幅広いカテゴリーでタイヤを供給し、各クラスでタイトル獲得を目指す。また、モータースポーツの裾野を広げるべく、「フォーミュラチャレンジ・ジャパン」、「フォーミュラ4」、「TRDチャレンジラリー」、「X30チャレンジ・ジャパン」などの入門レースにもタイヤ供給を行う。海外においては、ドイツで人気の高いツーリングカーレース「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦する有力チームへのタイヤ供給を行う。また、オーストラリアで有名なツーリングカーレース「V8スーパーカー」へのワンメイクタイヤ供給など、幅広い活動を行う。
ファルケンブランドでは、海外のレースにおいては、アメリカを中心に開催される「アメリカン・ル・マン・シリーズ」やドイツで開催される「ニュルブルクリンク24時間レース」に参戦する有力チームへのタイヤ供給を行う。
また、二輪モータースポーツ活動としては、ダンロップブランドは世界最高峰の二輪レースである「FIMロードレース世界選手権」において、「Moto2」及び「Moto3」クラスにワンメイクタイヤを供給する。また、近年人気が高まっている「アジアロードレース選手権」においては、「SS600」クラス及び「アジアドリームカップ」クラスへのワンメイクタイヤ供給を行う。海外のモトクロスレース活動においては、「AMAスーパークロス」での4年連続全階級制覇、「MXGP」でのチャンピオン獲得を目指す。
国内レースにおいては、「IA1」クラスで2年連続タイトルを獲得した「全日本モトクロス選手権」を始め、「全日本ロードレース選手権」、「全日本トライアル選手権」において、有力チーム、ライダーをサポートし、上記選手権の3冠達成を目指すほか、地方選手権やイベントレースなどを含め、幅広くタイヤ供給を行っていく。