横浜ゴム ドイツで航空機展示会に出展

2013年04月09日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは、4月9日から3日間、ドイツのハンブルグ・メッセで開催される「Aircraft Interiors Expo 2013(エアクラフト・インテリアズ・エクスポ2013)」に出展すると発表した。
 航空機の内装品や関連材料、最新技術などが一堂に会する世界的な展示会で、同社は2005年から出展している。同社ゴムブースでは、ボーイング757の内装アップグレードのためのレトロフィット(換装)モジュールや、ボーイング737NG(Next Generation)向けラバトリーのアップグレードキット、ラバトリーの新しいコンセプトモデル等を紹介する予定。
 同社は航空部品の分野でもタンク、断熱材、軽量複合材、ハニカム構造材など幅広い製品を製造、販売している。特に軽量複合材を利用したラバトリーモジュールで優位性を発揮しており、ボーイング757に続き2004年からボーイング737ファミリーにも独占供給しているほか、航空会社向けに補修交換用のオーダーメイドでの開発なども行っている。また、2010年には新たにボーイング747-81向けに機内用階段を開発。高耐久で軽量、かつデザイン性に優れた点が高く評価されている。
 「Aircraft Interiors Expo」は、毎年春にハンブルグ、秋にはアメリカで開催されている。機体メーカーや航空会社などに商品をアピールする最適な場となっており、昨年3月にハンブルグで開催された「Aircraft Interiors Expo 2012」には500社を超える企業が出展し、多数の関係者が来場した。

ブースイメージ図

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