住友ゴム工業は、今年で6年目を迎える「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」を、4月6日に全国47都道府県で実施した。
「ダンロップ タイヤ安全プロジェクト」は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェック等の点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介する冊子を配布するなど、ドライバーの皆様にタイヤの日常点検の重要性を訴求する活動。
全国47都道府県の道の駅やショッピングセンターなどで年2回実施し、08年の開始から5年間で延べ3万台を超える車両のタイヤ点検を行ってきた。
今回は全国47都道府県の54ヵ所の会場で合わせて約3800台の車両を点検し、この活動による累計のタイヤ点検台数は約4万台となった。
首都高速道路大黒パーキングエリアで行われたタイヤ点検では、田中宏明専務執行役員はじめ、東京本社などから約16名が参加し、点検メンバーが積極的に点検を呼びかけ、空気圧管理の必要性をアピールした。
田中専務は「私どもが2008年から全国で実施しているダンロップタイヤ安全プロジェクトを首都高速道路様、神奈川県警様と共同開催という形で実施出来ることを大変嬉しく思っています。このプロジェクトは、タイヤメーカの責任として、自動車社会の安全・安心に貢献する必要があるとの考えから、タイヤに起因する事故の未然防止を目的として実施している。
本日の会場である大黒PAでも積極的にお客様にお声掛けとタイヤ点検を行い、タイヤに起因する事故の未然防止、タイヤの日常点検の重要性について
啓発して参りたいと思います。点検に際しては安全第一で行ってまいりますので、今日一日よろしくお願いいたします」と挨拶した。
点検を受けたドライバーの中には「高速道路運転時には必ず空気圧を確認する」「月に1回はガソリンスタンドで空気圧をチェックしている」など意識の高いドライバーもいた一方、適正空気圧を知らないドライバーや新車購入以来一度もタイヤ点検をしておらず、タイヤサイド部にヒビが入っているドライバーもおり、今後も啓発を継続する必要性があると感じた。
今回の点検では午前10時から午後16時まで、77台のタイヤ点検を実施した。