住友ベークライトは４月８日、同社の高機能プラスチック製品事業に関して世界各国のグループ会社で新たに共通商標ＳＢＨＰＰの利用を開始し、同事業のグローバル活動の一体化をさらに強化することにしたと発表した。
ＳＢＨＰＰという共通商標およびロゴを定めることにより、販売、マーケティング、生産および研究のグローバルな一体感を強化し、熱硬化性樹脂と熱硬化性樹脂成形材料に関するグローバルリーダーとして製品およびサービスを全世界の顧客に提供していく狙いだ。
同商標はアジア、中国、日本、欧州、北米のグループ会社、また２０１３年４月５日にインド・ニューデリーに設立された現地法人ＳＢＥ Ｉｎｄｉａ Ｐｖｔ． Ｌｔｄ．（ＳＢＥインド）を加えた20社によって構成される。今回新設されるインド現地法人は、成長市場における顧客サポートの強化を目的とするもので、同社は倉庫、マーケティングおよび販売拠点としての機能を持ち、当該地域におけるプラスチックおよび関連製品に対する需要に応えていくとしている。同社取締役、常務執行役員であり、高機能プラスチック製品事業本部長の山脇昇氏は「ＳＢＨＰＰという共通商標を定めることにより、今後も顧客の期待を上回る材料性能、カスタマーサービス、技術専門性と製品品質を届ける」とコメントしている。
