カーボンブラック協会がまとめた2月のカーボンブラック品種別実績によると、出荷量4万6966㌧、前年同月比14・5%減と、11ヵ月連続で前年同月実績を下回った。 自動車の生産及びタイヤの生産が低下したことにより、カーボンブラック需要が減少したものと推測される。
2月の出荷内容は、タイヤ向けが3万3911㌧、同14・1%減、一般向けは9274㌧、同16・9%減。非ゴム向けは2314㌧、同30・0%減となった。なお、1月の輸入量は1万2679㌧、同19・5%減となった。
以上の結果、1―2月の出荷量は全体では9万2614㌧、前年同期比11・4%減となった。内訳は、ゴム用が8万7282㌧、同11・4%減、非ゴム用・その他は5332㌧、同7・5%減。一方、生産量は全体で8万8001㌧、同8・6%減となった。
なお、ゴム用出荷のうちタイヤ向けは6万6793㌧、同11・4%減、一般ゴム向けは1万8407㌧、同13・4%減。
2013年05月14日