東洋ゴム D1グランプリに参戦

2013年04月12日

ゴムタイムス社

 東洋ゴム工業は11日、大阪で13日、14日に開幕する「2013 D1グランプリシリーズ」(D1コーポレーション主催)において、同社がサポートするドリフトチーム「Team TOYO TIRES DRIFT(チームトーヨータイヤドリフト)」が参戦すると発表した。
 「D1グランプリシリーズ」とは、競技車両でのドライビングテクニックで勝敗を競う日本発祥のモータースポーツ競技。単に速さを競う一般的なモータースポーツとは異なり、ドリフト走行における走行技術の精度、華麗さなどの芸術性をポイント化し、年間7戦から8戦のシリーズを通じて総合チャンピオンを争う。2012年度は国内全7戦で7万人超を動員し、日本のみならず海外からも高い注目を集め、世界各地でドリフト競技が開催されるようになり、その拡がりを見せている。2013 D1グランプリシリーズは、初開催となる大阪(舞洲スポーツアイランド)の特設コースを皮切りに、お台場、ハウステンボスなども含めた全国各地で全6戦開催される。
 同チームは、チーム随一の実力派ドライバー川畑真人を筆頭に、佐久間達也、内海彰乃、田所義文、そして本年度よりメンバーに加わった田中省己(2011年度D1ストリートリーガルシリーズチャンピオン)の5選手で編成し、シリーズチャンピオンを目指す。
 初戦の大阪・舞洲スポーツアイランド特設コースは、スタート地点から1コーナーまでの直線距離が他の特設コースと比べて約1・5倍以上長いのが特徴。コーナーへの進入速度がより高速となることから、迫力と見応えあるレースが予想され、注目を集めている。高いドリフト技術を誇る同チームは、コーナーギリギリを高速で攻めるアグレッシブなドリフト走行で優勝を狙うとしている。
 また、会場内の同チームのブースでは、グッズ販売のほか、選手のトークショーイベントを予定しているほか、同社レースクイーン「2013 TOYO GIRLS」がレースや会場の模様を後日、同社WEBサイト「TOYO TIRES Drift WEB SITE」にてレポートを届ける予定。
 同社では、アジア、特に中国・東南アジア市場をタイヤ事業の成長基盤を押し上げる最も重要な市場と位置づけ、積極的に事業展開している。日本、アジア地域で高い人気を誇る同グランプリシリーズへの出場は、アジア市場においてTOYO TIRESブランドを訴求する有益な活動になる。今後も、同社では同チームを運営するとともに、同グランプリシリーズをスポンサードしていくとしている。

 

「Team TOYO TIRES DRIFT」(2013年Kick Off Drift走行画像)

「Team TOYO TIRES DRIFT」(2013年Kick Off Drift走行画像)

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