JATMA 「第14回4月8日タイヤの日」を開催

2013年04月12日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(津谷正明会長 以下JATMA)は4月8日、東北自動車道・羽生パーキングエリア( 下り線)で「第14回4月8日タイヤの日」を実施した。
 「4月8日タイヤの日」はJATMA並びに全国タイヤ商工協同組合連合会等の3団体が平成12年に創設。活動内容はタイヤ点検(無料診断)の実施とその結果をドライバーに知らせるなどのコミュニケーションを通じて、空気圧不足による使用が安全性の低下のみならず、自動車燃費の圧下につながり環境面にも影響することを啓発する活動を行っている。 当日は1班5名の構成で2班に分かれタイヤ点検を実施し、点検作業は空気圧をはじめ、溝深さ、外傷、点検カード等を行った。タイヤ点検は13時~15時まで精力的に点検およびアンケートを実施し、点検を受けたドライバーに対しタイヤ使用管理リーフレット「JATMA NES」などを同封した粗品を配布した。
 JATMAが9日に発表した今回のタイヤ点検結果によると、点検台数は合計29台で乗用車24台、貨物5台。うちタイヤ整備不良車両は乗用車11台、貨物1台となった。特に全体でタイヤ整備不良で目立ったのは空気圧不適正が12台、次に空偏摩耗が1台となった。
 開会式の挨拶で津谷会長は「当会では日頃よりドライバーの皆様に啓発を努めておりますが、昨年10月に実施した浜名湖のタイヤ点検の際、乗用車の3分の1が空気圧不足ということが確認されました。このような事態に踏まえまして、直接ドライバーの皆様にタイヤの点検作業の重要性、必要性をお伝えし、また自動車の安全走行の確保、交通安全に寄与できるよう、4月8日のタイヤの日に点検活動を全国で展開しています。また当会のアンケート調査では、タイヤの空気圧不足が燃費の悪化につながることも認識されていない実態が確認されました。個々のドライバー皆様がタイヤの空気圧を適性に管理することによって、安全への向上のみならず、燃費悪化を抑え、エコドライブを推進し、地球温暖化の防止に貢献できることを皆様に御理解していただけるよう、本日の点検のみならず、あらゆる機会をとらえて啓発していきたい」と述べた。
 各タイヤメーカーが開催したタイヤ点検は次の通り。

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