ニッタ エアフィルタがCFP宣言認定取得

2013年04月12日

ゴムタイムス社

 ニッタは12日、ガラス繊維ろ材の中・高性能エアフィルタ「エミレント」シリーズのうちユニバーサルエミレント「EP―90―F GO」が、カーボンフットプリント(CFP)宣言認定を取得したと発表した。
 同認定は社団法人産業環境管理協会が運営しているカーボンフットプリントコミュニケーションプログラムにおいて認められるもので、産業用エアフィルタとしては初。
 カーボンフットプリントとは製品の原材料調達から生産、使用/維持管理、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、「見える化」(表示)する仕組み。LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を活用し、環境負荷を定量的に算定し、第三者による検証を経てCFP宣言として公開される。CFPプログラムはこの「見える化」された情報を用いて、事業者と消費者の間でCO2排出量削減に関する「気づき」を共有し、更なるCO2排出量削減とより低炭素な生活の推進を目的としているもの。経済産業省などによるカーボンフットプリント制度試行事業を社団法人産業環境管理協会が2012年4月より民間事業として引き継ぎ、同年7月から本格運営を開始した。
 同社はカーボンフットプリントの導入により、今後、他の製品においても製品ライフサイクルにおけるCO2排出量の把握と削減を推進し、環境負荷の少ない製品の提案を行っていき、CO2排出量の削減を効果的に達成する考え。

EP―90―F GO

EP―90―F GO

リリースシート「中高性能エアフィルタ『エミレントTM』EP-90-F GO カーボンフットプリント取得」_ページ_1_画像_0002

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