東洋ゴム　トーヨータイヤスカラシップを実施

　東洋ゴムの国内タイヤ販売子会社であるトーヨータイヤジャパン（ＴＴＪ）は12日、ジムカーナを対象としたモータースポーツ振興の支援制度、「トーヨータイヤスカラシップ」の２０１３年度募集を開始したと発表した。
　ジムカーナは、ＪＡＦ国内スピード行事スラローム競技第１種。舗装路面でＳ字カーブや３６０度ターンなどのパイロンスラロームを走行し、１台ずつタイムを競うモータースポーツ競技。一般的なレースに比べ低い速度で走行するため、安全かつ車両を傷つけることも少なく、競技ライセンスを取得すれば自家用車でも参加可能な手軽さから、モータースポーツの中でも競技人口の裾野が広い点が特徴。
　２０１２年より始めた同スカラシップは、登録者に対して対象イベントでの獲得したポイントに応じて、同社製品を提供することにより、国内モータースポーツの振興を支援する制度。登録者は、対象イベントに出場する際に同社製品を装着し、ＴＴＪが指定するステッカーを車体へ貼り付けるほか、レーシングスーツへのワッペンの貼り付け、表彰時のキャップ着用等を行う。入賞獲得ポイントはジムカーナ大会の規模に応じて算出され、登録者にはポイントに応じて「ＰＲＯＸＥＳ　Ｒ１Ｒ（プロクセス・アールワンアール）」など同社製品を提供していく。ＴＴＪは、同競技における本スカラシップを通じて、モータースポーツファンをサポートしていくとしている。