住友ゴム工業は、名古屋工場敷地内に地域住民との交流の場としてマレットゴルフ場「ころもコース」を開場し、その記念式典を13日に実施した。マレットゴルフとは、木槌を意味するマレット(英語=Mallet)という名の専用クラブとボールを使ったゴルフ。
同社グループは、すべての生命活動の基盤である、生物多様性構成要素の持続可能な利用に配慮した事業活動を積極的に推進しており、事業所ごとに敷地内で希少な在来種の保護・育成を手掛けるなど、様々な生物多様性保全に取り組んでいる。
名古屋工場では、2011年4月に完成した手作りビオトープ「ころもの泉」をはじめ、どんぐりの苗木育成場や果物農園など生物多様性に配慮した多様な施設を「ふれあい広場」と名付け、その一角に工場内の緑地を利用したマレットゴルフ場「ころもコース」を開場した。今後は同コースを一般開放し、地域住民との交流を深めながら生物多様性への関心を育んでいくとしている。同社グループは、これからもグローバル企業としての社会的使命を果たすために、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していく考えだ。
2013年04月22日