ブリヂストンは23日、同社栃木工場が22日に近隣保育所の子どもたちと一緒に、工場内のビオトープへホタルの幼虫約200匹を放流したと発表した。
同工場では、同社と緑豊かな那須塩原の自然環境、地域社会とが調和していくことを目指し、グリーンハーモニープラント活動に取り組んでいる。この取り組みの1つとして2009年7月にビオトープを開園し、地域住民や従業員が自然とふれあえる場の整備を進めてきた。
ホタルの幼虫の放流は、次世代を担う子どもたちに地域の自然環境へ関心を持ってもらうことを目的に実施しており、今年で3回目となる。また今夏も、今回放流したホタルの幼虫が無事に羽化し、飛び立つ姿を地域住民と一緒に楽しむ観賞会の開催を予定している。今後も同工場は、ホタルが棲むビオトープの整備活動などを通じて、地域の人々とのコミュニケーションを大切にしながら環境保全に取り組んでいくとしている。
2013年04月25日