東部ゴム商組工業用品部会が商工懇開く

2013年04月29日

ゴムタイムス社

 東部ゴム商組の工業用品部会は4月17日、東京・銀座のホテルモントレ銀座で工業用品部会商工懇談会を開催した。
 懇談会には、藤田副理事長、藤井部会長ほか工業用品部会メンバーらが出席、来賓は日本ゴム工業会の松谷専務理事、関連団体の代表らが出席した。
 冒頭あいさつに立った藤田副理事長は「新年度がスタートし、株高、円安が一段と進み、日本経済は明るいムードに包まれているが、我々を取り巻く環境は引き続き厳しさが続いているように感じられる。円安により輸入原材料が値上がりし、価格高騰が工業用ゴム製品の原材料にも影響することが予想される。新年度も多くの懸念材料が予想されるが、商工が一体となって情報交換を密に市場の開拓を進めていくことが肝要かと考える。ご出席皆様方の情報交換により部会が有意義なものになることを願う」と述べた。
 このあと来賓の関連団体の代表によるメーカーサイドの最新状況が説明された日本ゴム工業会からは松谷衛専務理事が本年2月期のゴム製品生産出荷状況、葛飾ゴム工業会からは武者英之副会長(三協物産代表取締役)、中川雄介副会長(伸光ライフサポート代表取締役)、墨東ゴム工業会からは杉本浩志会長(金星ゴム工業代表取締役社長)、長瀬泰彦副会長(ナガセケンコー取締役副社長)がそれぞれ各工業会の現況を説明した。また、日本金型工業会東部支部からは森谷長治氏(森谷鉄工所代表取締役)、石崎利一氏(墨田硬質クロム鋳金代表取締役社長)が金型ジャパンブランドの事業推進について説明した。
 関連団体からの近況説明のあとはフリーディスカッションが行われ、多くの質疑が行われ、活発な討論が行われた。懇談会終了後は会場を移し、懇親パーティが行われた。

あいさつする藤田副理事長

あいさつする藤田副理事長

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