【ゴムロール特集】 尾高ゴム工業 貴志川工場にロール生産統合

2013年04月30日

ゴムタイムス社

貴志川工場にロール生産統合創立90周年に向け新製品発売

尾高ゴム工業

 工業用ゴムロール等のゴム製品の製造・販売を行っている尾高ゴム工業(東山邦裕社長)は和歌山市内に本社工場(合成ゴムロール製造)、紀の川市貴志川町に貴志川工場(樹脂ロール製造、研磨仕上げ) を有するが、このほど生産の効率化、さらなる品質安定化を図るため、本社工場を閉鎖し、貴志川工場に合成ゴムロール生産ラインを統合することを決めた。
 貴志川工場隣接地に本社工場の2倍に当たる土地を確保しており、創業90周年を迎える2014年4月までにゴムロール製造機械設備を移設、量産が可能な合理化ラインに一新し、損益分岐点を引き下げ企業体質の強化を図る。本社工場跡地については現在、有効活用を検討中。
 貴志川工場は平成19年10月操業開始の樹脂ロール製造、研磨仕上げ工場。平成22年には車輪工場及びブラスト工場を増設し、ゴムロールの製造工程の一つであるブラスト工程を内製化した。

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