豊田合成 13年3月期 大幅増収増益

2013年04月30日

ゴムタイムス社

 豊田合成の2013年3月期連結決算は、売上高5996億1500万円、前期比18・8%増、営業利益367億600万円、同79・8%増、経常利益367億7700万円、同81・3%増の大幅な増収増益となった。当期純利益は214億2900万円、同138・9%増。
 同社グループは、昨年策定した「TG2020ビジョン」の実現に向け、「重大災害と重要品質問題を絶対に起こさない人・職場づくり」を会社方針の第一に掲げ、顧客との信頼関係をより強固なものとするため、品質重視と安全確保に努めてきた。またグローバルで勝ち抜くための「事業基盤の強化」に向けて、伸びる市場、伸ばせる分野での「新技術・新工法の開発と拡販」ならびに「生産体制の強化」を重点に取り組んできた。
 事業別の売上高は、主力の自動車部品事業は国内でのエコカー補助金効果や北米での主要顧客の新車投入効果に加え、外資系カーメーカー等への積極的な拡販活動により売上高5352億9500万円、同16・3%増、営業利益は342億7800万円、同89・2%増となった。オプトエレクトロニクス事業はタブレット型端末のバックライト向けや照明向けのLED製品の需要増により増収となり、売上高は548億2100万円、同73・7%増、営業利益は22億7300万円、同70・3%増となった。
 2014年3月期の連結業績予想は、売上高が3050億円、前期比1・6%増、営業利益が180億円、同18・4%減、経常利益が185億円、同13・1%減、当期純利益が同110億円、同16・7%減を見込んでいる。

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