住友ゴム工業は4月18日、タイヤ販売店向け試乗会を東京臨海副都心イベントスペース青海J区画で開催した。
試乗会にはダンロップタイヤ中央の取引先を中心に約50名が参加。今回はプレミアムコンフォートタイヤビューロVE303の一般道走行やエナセーブ全ラインナップの一気乗り比べが行われた。
ル・マン4、エナセーブプレミアム、エナセーブEC202、エナセーブRV503★、エナセーブ97の低燃費タイヤ全ラインナップの乗り比べは今回の試乗会が初の試みとなる。
一気乗りの意義について、ダンロップタイヤ営業本部中尾幸司課長は、「販売店様がお客様に最適な商品をご提案頂けるように、少しでも多くの商品に乗って頂き、タイヤそれぞれのキャラクターを知って頂きたい」と述べた。
試走コースでは、棒状の障害物を乗り越えた時の乗り心地やパイロンを使用したS字コーナーでのハンドリング性能などの比較やコース途中にスピードガンを設置した直線区間で、惰性走行時の速度変化を確認することで、転がり抵抗の比較も行った。
2月に発売されたビューロVE303の一般道試走では、近辺の道路を走行し、レーンチェンジ時における操縦安定性や静粛性などを体感した。
ダンロップタイヤ営業本部営業部長橋口高志氏はビューロの販売について「現在のところ計画を上回る売上推移をみせている。1ヶ月でも2ヶ月でも早く年間目標の30万本を達成したい」と話した。
試乗した販売店からは、「低燃費タイヤを同時に試走することで、それぞれの特性が認識できた。ビューロはふらつきが少なく安定性も高い」などの感想を聞くことができた。
また、試乗会場には特殊吸音スポンジが空洞共鳴音をどのくらい吸音するのか訴求する体感装置や、特殊吸音スポンジの実物展示も行った。
2013年05月13日