横浜ゴムは4月21日、「上海モーターショー2013」の会場で、J.D.パワーアジア・パシフィック社による2012年の「中国新車装着タイヤ顧客満足度調査」で第1位にランクされたことを受け、受賞セレモニーを開催した。セレモニーにはJ.D.パワー・アンド・アソシエイツアジア・パシフィックのジェフ・ブロデリック副社長が出席し、田中孝一優科豪馬橡膠有限公司董事長・総経理に盾を手渡した。
今回の調査でヨコハマタイヤは耐久性、ハンドリング、乗り心地が特に高く評価され、満足度ランキングで第1位の843点となった。J.D.パワー社によると、新車装着タイヤの顧客満足度は買替えに大きく影響するとされる。調査では856点以上の高い満足度を示した回答者のうち36%以上のユーザーが買替え時にも同一ブランドを、また新車装着タイヤに満足したユーザーは、失望したユーザーに比べ同一ブランドを選ぶ割合が26%も高いことが分かった。
J.D.パワー社による「中国新車装着タイヤ顧客満足度調査」2012は、新車購入から12〜24ヵ月を経過したオーナーから聞いた新車装着タイヤの評価を指数化したもので1000点満点となっている。対象となったのは2010年2月〜11年5月に新車を購入したオーナーで、2012年2月〜5月までを調査期間とし12,066人から回答を得た。調査対象者の車両は187車種、19のタイヤブランドの中でヨコハマタイヤの高い性能が認められ、「中国新車装着タイヤ顧客満足度調査」第1位を獲得した。