クレイトンポリマージャパン㈱(中西信輔社長) はIR「Cariflex」ラテックス(ドライ)の需要増大に対応、日本での委託生産先の住友精化姫路工場での生産能力増強を進めていたが、このほど完了、本格稼働を開始した。現行能力の年産1500トンアップとなる。
「Cariflex」ポリイソプレン製品は手術用手袋やコンドーム、医療部品、低温シール接着剤および電子産業用途に使用され、グローバルに需要が拡大。現在、この「Cariflex」ポリイソプレン製品は、米クレイトン・パフォーマンス・ポリマーズ社の米ベルプレ工場、日本の委託製造先の姫路工場で生産されているが、日本生産品は現在のところほぼ全量アジアを中心としたグローバル市場に輸出されている。
2013年05月13日