櫻護謨の2013年3月期連結決算は、売上高89億2200万円、前期比13・3%減、営業利益6億2700万円、同25・1%減、経常利益6億2300万円、同25・6%減の減収減益となった。当期純利益は3億8400万円、同48・5%増となった。
消防・防災事業は前年度は東日本大震災に係る1次から4次にわたる補正予算の執行があったが、今年度においては補正予算の国会通過が2月となり執行がなされていないことから、売上高は47億5400万円、同25・7%減、セグメント利益(営業利益)は2億1300万円、同55・6%減となった。
航空・宇宙、工業用品事業では、在来機の交換部品やC―2、P―1機用部品、民間機用部品などが増加し、工業用品部門では、タンクシール及び関連商品などの販売が増加した結果、売上高は37億900万円、同7・6%増、セグメント利益(営業利益)は5億4100万円、同16・9%増となった。
不動産賃貸事業は、新商業施設の管理業務を受託したことにより売上高は4億5800万円、同3・8%増、セグメント利益(営業利益)は顧客目線にたち時代の要請にあった改修を行ったため1億2000万円、同17・9%減となった。
また、2014年通期の見通しは、売上高は84億5500万円、前期比5・2%減、営業利益は4億8000万円、同23・5%減、経常利益は4億3000万円、同31・0%減を見込んでいる。
2013年05月21日