中部ゴム工業用ゴム製品卸商業組合(川島健一理事長)は23日、名古屋の名鉄グランドホテル11階柏の間で第34回通常総会を開催した。同日は同会場で愛三岐支部(富田修次支部長)の第32回通常総会も開催された。
同支部の総会が終了後、16時から中部ゴム商組の総会が開催され、冒頭、物故者への黙祷が行われた。次に挨拶に立った川島理事長は「政権交代で景気の良い話を聞くが、なかなか我々の業界では反映されていないなかで、我々は地元に根を生やしてお客様のために商売をさせて頂いている。確かに業界がグローバル展開が進んでおり、その中で組合のメリットは同じ商品や同じ形態で販売をしている方々が組合に集まって身近な情報を集められるのが組合の一番の醍醐味ではないか。業界のこの大きな変化をチャンスと捉え、チャンスにつなげるには様々な情報を我々は収集しなくてはいけない。今後も組合では、新人教育、営業教育等も開催し、情報交換の場を提供していき、皆様に魅力にある組合活動をできるようにしていきたい」などと語った。
司会者より出席状況が報告されたあと、㈱岐阜ベルト代表取締役社長の澤田伸彦氏が議長に選出され議案審議に入った。①平成24年度事業報告承認の件②平成24年度決算関係書類承認の件③平成25年度事業計画案④平成25年度収支予算案並びに経費の賦課徴収方法案の件を原案通り可決した。
本年度の事業計画に関しては、引き続き教育・指導に関する事業で新入社員・新人営業社員・パソコン・経営者研修等を行い、質の高い教育事業を行っていく。次いで情報収集・提供、会報「ひしょう」発行、「より利用しやすく、より参加しやすく」を基本コンセプトに組合ホームページを向上させる、新年賀詞交歓会、懇親会・親睦の場を提供し、組合内のコミュニケーションを図るなど。そのほか地球温暖化防止と環境保全対策において、業界指導並びに規制強化されつつある中で、啓発活動を推進するなど活発な活動を実施する。
総会終了後は懇親会を開催。新会員の紹介が行われ、組合員では宮田工業ゴム㈲代表取締役の宮田孔介氏、賛助会員では、日立電線商事㈱中部支店執行役員支店長の植竹康雄氏、小澤物産㈱名古屋支店支店長の小橋良友氏、西日本バンドー㈱中部支社常務執行役員中部支社長の渡辺和成氏らが入会した。