東洋ゴム工業は16日、パシフィコ横浜・展示ホールで22日~24日の3日間にわたり開催される「自動車技術展人とくるまのテクノロジー展2013」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展すると発表した。
同展示会は、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術専門展として1992年に始まり、今年22回目を迎える。
同社は、自動車用タイヤをはじめ、防振ゴム、シートクッション、空気バネなどの製品分野において、幅広く自動車産業の発展を支えている。ブースでは、独自の研究開発力・技術力を主軸に、自動車用タイヤや各種自動車部品を横断的に紹介する。
自動車用タイヤでは、タイヤのゴム材料開発をナノレベルで制御する独自の材料設計基盤技術、「ナノ・バランス・テクノロジー」の紹介と、その技術を駆使した低燃費タイヤブランド「NANOENERGY」シリーズ0、1、2、3をフルラインアップ展示する。国内タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能の最高等級となる「AAA」において、ウェットグリップ性能「a」「b」「c」を取り揃え、さらに、低燃費性能と高い摩耗性能を併せ持つ「A―c」等級のスタンダードタイヤまで、豊富なラインアップを実現した高い技術力を訴求する。
自動車部品では今回新たに展示する、軽量かつリサイクル性に優れた樹脂製等速ジョイントブーツ、トルクロッド、車体から伝わってくる振動を低減させる振動吸収性の高いウレタンを採用したシートクッションのほか、自立切替式液封エンジンマウント、ブッシュ、トラック・バス用空気バネなど各種自動車関連部品を紹介し、同展示会を通じて自動車産業を支える同社の技術ポテンシャルの高さを訴求していく。
2013年05月17日