東洋エンジニアリング(TOYO)は16日、サソール・ノースアメリカ(Sasol North America, Inc.以下、サソール)向けに、米国ルイジアナ州レイクチャールズに建設する年産45万トンの直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)製造設備の基本設計を受注したと発表した。
サソールはレイクチャールズに世界最大規模のエチレンプラントとその誘導品プラントの建設を計画しており、LLDPEプラントにはユニベーションテクノロジーズ(Univation Technologies, LLC.)のユニポールポリエチレンプロセスを採用する。TOYOはLLDPEプラントにおいて豊富な実績を有し、同件は4月に発表したエジプト向けプロジェクトに続き、22件目のユニポールプロセスによるポリエチレンプロジェクトとなる。役務期間は6ヵ月の予定。
同社は同受注を同国シェールガス市場進出への足掛かりとし、今後もシェールガス案件への参画を目指し、同国におけるプラントビジネスの拡大に注力していくとしている。
2013年05月21日