東北工業用ゴム製品卸商業組合(秋保幸男理事長)は5月17日、仙台市の仙台サンプラザで第34回通常総会を開催した。開会に先立ち秋保理事長は「震災に遭遇し2年が経ち、復旧・復興は道半ばではございますが、未だに国内・海外含めまして多くの方々に助けて頂いております。この場を借りてお礼申し上げます。お役に立つ組合と致しまして努力させて頂きますので、今後ともご参画・ご指導賜りますようお願い致します」と挨拶した。
通常総会では平成24年度事業報告、同年度財産目録、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分及び監査報告の件、平成25年度事業計画案同収支予算案承認の件、同年度経費の賦課割合、徴収方法決定の件、同年度借入金最高限度額決定の件を主要議題に審議、いずれも原案通り可決承認された。
総会後、震災復興の現状と課題を演題に、宮城県震災復興・企画部震災復興政策課復興政策企画班長の遠藤圭氏が講演を行った。
講演では震災を振り返り、震災復興計画や進捗状況などを説明。人口減少など今後の課題と対応策を豊富なデータを用いて解説した。
講演後は、場所を移して懇親会が開かれ、東京ベルト㈱前田淳代表取締役社長の乾杯の発声をした。