西部ゴム商組は５月21日、大阪・リーガロイヤルホテルで平成25年度通常総会を開催した。
総会は司会者により出席状況が報告された後、祖父江理事長が議長に就任して審議に入った。
平成24年度事業報告並びに平成24年度収支決算報告が一括審議され、これを承認、さらに平成25年度事業計画案および平成25年度収支予算案が一括審議され、これも原案通り、承認可決された。
役員の一部改選の件では、クリヤマ㈱の福井誠一社長が新理事として就任した事が発表された。
本年度の事業計画は、業界の改善発展を図るため、引き続き調査研究事業や親睦活動などに努める方針で、ベルト・ホース・工業用品部会活動並びに人材育成委員会、次世代経営者の会などを通じて活発な事業を展開する。理事長の海外に目を向ける方針に基ずき、ドイツへの海外研修も行う。
総会に先立ち祖父江理事長は、「昨年の総会時におきまして、当会の財務状況、会員数の減少問題、親睦の３つを問題点と課題として上げさせて頂いた。
財務状況は今年度黒字に転換できた。人材育成、会員の減少などに活用していきたい。会員数は毎年２〜３社ずつ減っていたが、今年度は１社増加し、下げ止まりの基調だと思う。親睦についても、総会や賀詞交換会で座席方式を採用した。今まで以上に親睦を深めてもらいたい。今年もこのまま推進していきたい、ご尽力をお願いしたい」などと述べた。
総会終了後には、「技術大国ドイツを支える中規模企業の底力」を演題にジャーナリストの熊谷徹氏が講演した。
場所を移動し、懇親パーティーが行われ、理事相談役の小谷晃久氏が乾杯の音頭を取った。
あいさつする祖父江理事長
- ドイツ中規模企業で講演する熊谷徹氏
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