相模ゴム工業の2013年3月期連結決算は、売上高40億2400万円、前年同期比5・2%増、営業利益3億300万円、同351・7%増、経常利益4億5800万円、同517・4%増となった。四半期純利益は3億400万円、同289・4%増。
同社グループは積極的な販売活動やコスト削減、高付加価値商品の開発等に努め、グループ各社の収益の確保に邁進した結果、増収増益となった。
〈ヘルスケア事業〉
ウレタン製コンドームにおいてはサガミオリジナルの販売が緩やかに伸長し、ラテックス製コンドームも新製品の上市により売上高は堅調に伸びた。売上高は25億3100万円、同10・9%増、営業利益は5億7400万円、同78・6%増となった。
〈プラ製品事業〉
既存顧客の深耕や新規顧客の開拓、末端ユーザーへのアプローチを進めたが、原料価格の高止まりと販売価格への転嫁が困難な中、売上高は12億5900万円、同1・7%減、営業利益は2800万円、同22・1%減となった。
〈その他事業〉
入浴・居宅介護サービス等の売上高は2億3300万円、同11・5%減、営業損失は1300万円となった。
通期の連結業績予想は、売上高42億円、前期比4・4%増、営業利益は3億円、同1・0%減、経常利益は3億5000万円、同23・6%減、当期純利益は2億1000万円、同30・9%減を見込んでいる。
2013年05月27日