日本金型工業会東部支部 総会開催

2013年06月03日

ゴムタイムス社

 日本金型工業会東部支部は5月24日、上野精養軒で第1回定時総会および「空洞化のウソ―日本企業の現地化戦略」をテーマに特別講演と懇親会を開催した。公益法人制度改革により、平成25年4月1日から社団法人日本金型工業会は一般社団法人に移行しており、今回は移行後初めての定時総会となる。
講演、懇親パーティーには会員、来賓等含め149名が出席。
 総会では、平成24年事業報告、平成24年度決算報告、平成25年度事業計画案、平成25年度決算報告案等を審議し、いずれも可決承認された。
 挨拶に立った加藤支部長は「4月1日から一般社団法人に移行して、工業会として全国一本化などが進められているが、部会とか副会とか支部独自の地域に根ざした活動が工業会の原点だと思うので、引き続き大事にしていきたい。今年3月に発表れた素形材産業ビジョンは7年前の発表と比較して、業界の再編とか企業の整理統合とか、かなり攻めの色彩の強い発表となっている。 これに基づき、工業会では、金型産業のビジョンを作成する予定になっているが、天青会のような若手の経営者の意見を反映していきたいと考えている」などと挨拶した。
 総会終了後、タイ王国政府政策顧問の松島大輔氏が「空洞化のウソ―日本企業の現地化戦略」テーマに講演した。
 夕方から場所を移し、懇親会が開催された。賛助会員を代表して、株式会社牧野フライス製作所の牧野二郎社長の音頭で乾杯し、懇親を深めた。

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