日本ミシュラン　冬用満足度で１位

　日本ミシュランタイヤは７日、Ｊ．Ｄ．パワー　アジア・パシフィックが日本で行った２０１３年日本冬用タイヤ顧客満足度（Ｗ―ＴＳＩ）調査で、２００４年に同調査が開始されて以来10年連続第１位となったと発表した。
　Ｊ．Ｄ．パワー　アジア・パシフィックによるこの調査は、冬用タイヤ（スタッドレスタイヤ）に関する消費者の満足度を調べるもので、今回が10回目。２０１３年２月にインターネットを利用して調査を実施し、自家用の乗用車（軽自動車を含む）のスタッドレスタイヤを２０１０年５月以降に新品で購入し、現在も使用している日本全国の一般消費者７４６４人の回答を得ている。
　タイヤブランド別ランキングで同社は、総合満足度で業界平均の５８１ポイントを63ポイント上回る最高点の６４４ポイントを記録。また、総合的な満足度を構成する「積雪路面での走行性能」、「凍結路面での走行性能」、「耐久性／信頼性」、「ドライ／ウェット路面での乗り心地／静粛性」、「ドライ／ウェット路面でのハンドリング／グリップ性能」、「見映え」の６つのファクター全てでトップとなった。
　同社代表取締役社長のベルナール・デルマス氏は「ミシュランが日本冬用タイヤ顧客満足度調査の開始当初より常に第１位の評価を取り続けている事は、私達の製品開発コンセプトであるトータル・パフォーマンスを証明することでもあり大変嬉しく思います。ミシュランは、日本の道路状況を考慮し、ドライバーのニーズは勿論の事、隠れたニーズにも応えるタイヤ作りを目指して日本に拠点を構えるミシュラン・リサーチ・アジアでスタッドレスタイヤを開発しております。この機会に、今までミシュランタイヤを使ったことがないお客様にもぜひお試しいただきたいと思います」と述べた。
　また同社は、Ｊ．Ｄ．パワー　アジア・パシフィックが２０１２年に発表した２０１２年日本リプレイスタイヤ顧客満足度調査のパッセンジャーカー・セグメントでも４年連続第１位となっている。